転勤族として、頻繁な引っ越しや限られたスペースでの生活に適した家電選びは非常に重要です。
特に5人家族で小さな子どもがいる我が家では、洗濯物の量がとにかく多いのが悩み。子どもたちの服はもちろん、バスタオルにタオルも毎日山盛りです。そんな我が家にとって、ドラム式洗濯乾燥機はまさに「神アイテム」。
今回は、東芝のドラム式洗濯乾燥機「ZABOON TW-127XH3」を実際に使用した感想を、転勤族主婦の視点からレビューします。

実際に約5ヶ月使ってみて、これは本当に買ってよかった!と思えたので、同じような悩みを持つ主婦の皆さんに向けて、洗濯乾燥機の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います。
東芝ドラム式洗濯乾燥機【ZABOON】選んだ理由



ドラム式乾燥洗濯機を選ぶにあたって、私が特に重視したポイントは以下の3点です。
- 大容量: 家族5人分の洗濯、乾燥できること
- 静音性: 賃貸でもご近所への騒音を気にすること無く洗濯できること
- お手入れ:糸くずフィルターなど、毎日のお手入れやお掃除が簡単なこと
東芝ドラム式洗濯乾燥機【ZABOON】(TW-127XH3)は、これらの条件をすべて満たしていました。
基本スペックと特徴


- 洗濯容量:12kg(5人家族の洗濯物を一度に洗える)
- 乾燥容量:7kg(ヒートポンプ除湿乾燥方式でふんわり仕上げ)
- サイズ:645×722×1,060mm(幅×奥行き×高さ)
- ヒートポンプ乾燥方式:低温で衣類を乾燥させるため、電気代を抑えつつ衣類の傷みを軽減。
- 温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W:微細な泡で汚れを落とし、衛生面を強化。
- Ag+抗菌水ユニット
- UV除菌洗乾コース:UVライトを使用して衣類を除菌し、部屋干し臭を防止。
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能:毎回の計量が不要で、洗剤の無駄遣いを防ぐ。
- IoT対応(スマホ連携)
- 静音設計:低振動・低騒音で、夜間や早朝でも使用可能。
主婦目線で徹底レビュー! 使用感とメリット
実際に約5ヶ月間、毎日使ってみての使用感をレビューします。
1. 大容量で家族全員分の洗濯が一度に完了
5人家族ともなると、毎日の洗濯物の量は膨大です。東芝ドラム式洗濯乾燥機-127XH3の特徴でもある12kgの洗濯容量は、子どもたちの体操服や汚れた衣類、タオル類をまとめて洗えるため、洗濯回数を減らせます。
乾燥容量も7kgと十分で、雨の日でも洗濯物を干す手間が省けるので大変助かります。
実は洗濯の容量より、乾燥の容量は少し減りますが、バスタオルを数枚減らして部屋干しにしたり、乾燥機にかけるとしわくちゃになってしまう綿製品(Yシャツなど)を取り出せば、だいたいクリアできます。



我が家はいつも洗濯機はほぼ満タンなので、一旦、満タンの12kgで洗濯してみて、少し取り出してから乾燥しています。冬の時期は濡れたタオルをお部屋に干すと加湿器代わりになって一石二鳥✨️
週末などは2回戦、3回戦と一日に何回も洗濯機を回すので、乾燥機にかけないものなどから先にお洗濯をして一番最後に乾燥機能を使うこともあります。
2. 温水抗菌機能で子どもの衣類も安心
小さな子どもがいる家庭では、衣類の衛生面が気になります。このモデルは温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄を搭載しており、約60℃の温水でしっかり除菌が可能です。赤ちゃんの肌着や白物衣類も安心して洗えます。



子どもにありがちなケチャップなどの油汚れも温水洗浄で落ちやすくなりますね。
3. UV除菌でさらに清潔
UV除菌機能が搭載されており、洗濯・乾燥の過程で衣類をしっかり除菌できます。特に部屋干し臭の原因となる雑菌の繁殖を抑える効果があり、家族全員の衣類を清潔に保てます。
4. 自動投入機能で家事の手間を軽減
液体洗剤と柔軟剤を自動で適量投入してくれる機能は、忙しい主婦にとって非常に便利です。毎回計量する手間が省けるだけでなく、洗剤の無駄遣いも防げます。



正直、始めはそのくらい手動でやるでしょ!って思っていましたが、このひと手間が減っただけでも全然違いました!
コレこそ使ってみないとわからない機能の一つでしょう。
タンク容量は洗剤が890mL,柔軟剤が590mLで一度タンクを満タンにすればしばらくはほったらかしでもOK!
私はAmazonで洗濯洗剤も定期購入しており、ちょうど洗剤を切らしそうなタイミングで配送されるため洗剤をきらして慌てることもなく、お知らせのマークが点灯したら追加するだけ!


詰め替えパックからそのまま投入口へドバドバ投入しています。つまり、詰替えパックから容器へ移し替える手間さえ無くなったということです。パックから、容器へ移すたびにこぼして、お風呂場の床を液でヌルヌルにしまった経験者は私だけでは無いハズ。


5. 静音設計で時間帯を気にせず使用可能
洗濯時の運転音が約32dB、脱水時でも約37dBと非常に静かです。夜間や早朝でも気兼ねなく使用できるため、家族の生活リズムに合わせた柔軟な運用が可能です。とパンフレット等にありましたが、正直こちらに関してはよくわかりません。



洗濯時の音は確かに、以前の縦型洗濯機より静かになったと思うのですが、脱水時はそれなりにうるさいです。ただ、脱水は長時間ではないですし、洗濯時、乾燥時は脱水時ほどうるさくはありません。
昼間でしたら、全く気にならないのでしょうが、我が家は夜間使用なので音にはやはり気を使いますね。とはいえ、子どものいる家庭はむしろ洗濯機以外でも騒音対象だと思うのですが。
6. スマホ連携で便利な操作性
IoT対応で、スマホから洗濯機を操作できます。外出先から洗濯を開始したり、終了時間を確認したりできるため、忙しい日常にぴったりです。
実はスマホ連携はまだやっていません。最近はスマホ連携の家電も増えていると思うのですが、私が使っている家電のメーカーがバラバラなので、アプリをいちいち入れるのが面倒。
それでも、アプリ入れた方が便利だったら、またレビューしたいと思います。
7.充実のお手入れ機能
購入前に周りのママ達の間で良く聞いたのは、
①ドラム式洗濯乾燥機は壊れやすいとか、②フィルターの掃除が面倒だということ。
私にとってこの2点はとても重要なポイントだったので家電量販店で、購入前に店員さんに詳しく説明してもらいました。



通常、ドラム式洗濯乾燥機には排水フィルターと乾燥フィルターが2ヶ所あります。
フィルターの形はメーカーごとに特徴がありますが、こちらの排水フィルターは格子式のため、ホコリが取れやすいです。凹凸の少ないタイプで毎日のお掃除は簡単です。
もうひとつの乾燥フィルターは乾燥時に発生する綿ゴミをキャッチ。レバーを押すだけで、内蔵されたブレードが綿ゴミをキレイにかき出します。
まず、排水フィルターのは凹凸の少ない格子状タイプで、他メーカーのクシ状のフィルタータイプよりゴミが取りやすいです。
個人的にお気に入りなのが、乾燥フィルター。乾燥フィルターは排水フィルターとは別に乾燥時に発生する綿ゴミをキャッチ。こちらのフィルターはレバーを押すだけで、蓋がパカッと開いて内蔵されたブレードが綿ホコリをキレイにかき出してくれる神機能✨️



ドラム型洗濯機が壊れやすい原因のひとつが、このホコリをきちんとお掃除していなかったことから発生するものらしいのです。
フィルター掃除がとっても重要なことと、毎日のお手入れが簡単であることの重要性がわかりますよね〜。
日立のフィルターが一つしかないタイプのドラム型洗濯乾燥機も人気だそうですが、フィルターを無くしたことで出てきた弊害もあるようです。始めはコチラのタイプがお掃除がラクそうだと思っていたのですが、実際はどうなんでしょうか…。
デメリットと注意点
サイズが大きめ
本体サイズがやや大きいため、設置スペースに余裕が必要です。
搬入時にも、業者の方から転勤族でこの大きさは毎回大変だと思いますよーと言われました。どうやら、ドラム型の中でも比較的大きいタイプだったみたいです。大容量をうたっているので、当然といえば当然なのですが。
ドラム式の扉は右開き、左開の2種類があります。扉が右に開くか、左に開くかも購入前に確認しておきたいポイントです。実際にドラム式洗濯機を置く場所をイメージし、どちらにドアが開くと使いやすいかを確認しておきましょう。
搬入前に自宅へ来て事前に設置場所のサイズや搬入経路を確認してくれるのサービスがある場合は、利用されることを強くおすすめします。
我が家の洗面所の洗面台が出っ張っており、当初は右開きの予定でしたが、実際に測ってもらったら扉が開きにくいことが判明!すぐに左開きのタイプへ変更してもらいました。扉を開いた時がどのくらいまでなのかも、キチンと測って教えてくれたので、安心できました。



転勤族の転勤の頻度にもよりますが、頻繁に移動が多いファミリーにはドラム式洗濯機は大きな荷物になるので正直おすすめしづらいですね。
我が家がもし今転勤になったら、今の洗濯機は中古で手放して新たに購入を考えるかもしれません。
しかし!どちらにせよ私には使わないという選択はありません、洗濯だけに…。
初期コストが高め
通常、縦型の洗濯機が5万〜10万程度だとすると、ドラム式洗濯は2倍〜3倍くらいは高いです。
現在の店頭予想価格は約25万円前後と高価格帯のモデルです。ただし、機能性や省エネ性能を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが良いと感じます。
とはいえ、大変高価な買い物だったことに変わりはありません。



乾燥機能なんてなくても、洗濯物くらい自分で干しても一回、数分程度でしょ?と思われるかもしれません。
しかし、その数分が本当にチリツモで、毎日自分の手が空くことのありがたさを実感しています。
特に、朝の出勤前のバタバタ時に洗濯干しに時間をとられ、遅刻ギリギリでヒヤヒヤしたり、週末家族のお出かけ前に洗濯が終わらなくてなかなか出発できないといった、きっと皆さんにもあるあるな日常から開放されました。
洗濯時間を夜に変えた事で、その日の洗濯物をその日のうちに終わらせられるので、洗濯物がたまらない、なんならそのまま出して翌日着る、というたたむ手間さえ省略してくれます。
洗濯を毎日することで、衣類やタオルの数も減らせる。衣類やタオルの数が減らせれば、そのための収納スペースも減らせる!まさに、一石二鳥ですね。
価格は購入のタイミングで大きく異なるので注意
モデルチェンジ前を狙うとお安く購入できるのですが、店頭で購入を検討している場合は旧モデルの在庫切れに注意!
新モデルは性能が追加されたりしていて、お高くなりますよね。安く手に入れたいなら購入のタイミングは重要ですね。



我が家は洗濯機が壊れて購入した時がたまたま入れ替え時期だったので、購入前に店頭からどんどん在庫が消えていくのを目の当たりにし、とっても焦りました!
\ ヤマダの在庫見てみる?/
ココが気になるQ&A集



ドラム式洗濯機のギモンに答えます!



近年はPanasonicや日立など”指定価格制度”を導入するメーカーが増え、対象機種はどの店舗で購入しても同一価格となります。
東芝のドラム式洗濯機は指定価格制度の対象には該当しないので、店舗やAmazonなどのWebショップでお得に購入できるショップを見付けるのもアリですね。
他社製品との比較
以下に、東芝「TW-127XH3」と同等クラスの洗濯機を他社と比較した表を作成しました。
メーカー | 型番 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 主な洗浄機能 | 主な乾燥機能 | その他の特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
東芝 | TW-127XH3 | 12kg | 7kg | ウルトラファインバブル洗浄W、温水洗浄 | ヒートポンプ乾燥、Ag+抗菌水 | 液体洗剤・柔軟剤自動投入、自動お手入れ機能 |
パナソニック | NA-LX129A | 12kg | 6kg | 泡洗浄、温水泡洗浄W、ナノイオン洗浄 | ヒートポンプ乾燥 | ナノイーX(除菌・消臭)、スマホ連携 |
日立 | BD-SX120EL | 12kg | 6kg | ナイアガラ洗浄、温水洗浄 | 風アイロン(シワ伸ばし) | AIお洗濯機能、スマホ連携 |
シャープ | ES-W114 | 11kg | 6kg | マイクロ高圧洗浄、温水洗浄 | 低温風乾燥 | プラズマクラスター(除菌・消臭)、スマホ連携 |
他メーカーとの比較
- 洗濯容量:東芝・パナソニック・日立が12kg、シャープは11kgとやや小さめ。
- 乾燥容量:東芝が7kgで最大、他社は6kg。
- 洗浄機能:各社異なるが、温水洗浄を搭載しているモデルが多い。
- 乾燥機能:日立が「風アイロン」でシワ伸ばし機能が特徴的。
- その他の機能:パナソニックとシャープが除菌・消臭機能に強く、東芝と日立は洗濯の自動化に強み



同クラスの製品で比較すると東芝はパナソニックや日立より若干お安いのも特徴。
シャープは前面スモークガラス&タッチパネル液晶でスタイリッシュなデザインが特徴的な印象でした。
一人暮らしや大家族でなければ、アクアなどもう少し安い価格帯の製品もあります。家族構成や、住宅の間取りなど各家庭で良く検討して選んでみて下さいね!
まとめ 東芝ドラム式洗濯乾燥機【ZABOON TW-127XH3】がおすすめの理由
おすすめポイント
- 効率的な家事:大容量と自動投入機能で、家事の負担を大幅に軽減。
- 衛生面の安心感:温水抗菌やUV除菌機能で、子どもの衣類も清潔に保てる。
- 静音性:集合住宅でも安心して使用可能。
- 省エネ性能:ヒートポンプ乾燥方式で電気代を抑えられる。
東芝ドラム式洗濯乾燥機TW-127XH3は、大容量で洗浄力が高く、乾燥機能も充実している、まさに主婦の味方です。価格や設置スペースなど、注意点もありますが、総合的に考えると、非常におすすめできる洗濯機です。
もし、洗濯機の買い替えを検討している主婦の方がいらっしゃいましたら、ぜひ東芝ドラム式洗濯乾燥機-127XH3を候補に入れてみてください。



ドラム式洗濯乾燥機がきっと、あなたの家事の負担を劇的に軽減してくれるはずです。
この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

